Web人必須のGoogleサービス。
Web初心者さんで、WordPressでサイトやブログ運営をしている人向けに、Google Search Consoleの設定方法をステップバイステップ方式で解説します。
目次
はじめに
- Google Search Consoleとは何かを知る。
- Google Search ConsoleにWebサイトを登録する。
- 『Fetch as Google』と『サイトマップ』も使う。
この記事はWeb初心者さん向けに書いているので、まずは『Google Search Console』についてを解説します。どんなものかを知ってもらった上で、Google Search Consoleに自サイトを登録していきます。
『Google Search Console』とは?
簡潔にGoogle Search Consoleとは何かをまとめると、
サイトのアクセス解析と健康状態が分かるGoogleのサービス
といった感じです。
このGoogle Search Consoleでは、
- どんな検索ワードでサイトに訪問しているか
- サイトにエラーがないかどうか
- モバイルフレンドリーの確認
- セキュリティーに問題がないか
などが分かります。
Google Analyticsと同様に、『SEO』を考えてWebサイトを運営していく上で“必須”なツールとなっています。WordPressでWebサイト運営するなら絶対に設定しておきましょう。
Google Search Console設定方法
- Google Search Consoleにアクセス。
- Webサイトを登録する。
- サイトの所有権を確認する。
Google Search Consoleの設定には、Googleアカウントが必要です。あらかじめ、Googleアカウントを作成しておきましょう。
なお、事前にGoogle Analyticsの設定を済ませておくと、のちのち楽になるのでおすすめです。
【手順1】Google Search Consoleにアクセス
まずは、『Google Search Console』のサイトにアクセスします。
すでにGoogle Search Consoleに登録済の人は、【手順2】までスキップしてください。未登録の人は、そのまま読み進めてください。
今すぐ開始を選択。【手順2】Webサイトを登録する
![[ プロパティを追加 ]を選択。](https://nuconeco.net/wp-content/uploads/2019/08/google-search-console-setting_03.jpg)
登録完了したら、Google Search Consoleの左上の枠をクリックし、プロパティを追加を選択します。
今後はここからWebサイトをGoogle Search Consoleに追加していくので、覚えておくようにしましょう。
![[ URLプレフィックス ]を選択しURLを入力。](https://nuconeco.net/wp-content/uploads/2019/08/google-search-console-setting_04.jpg)
すると、プロパティタイプを選択する画面が表示されます。
『ドメイン』と『URLプレフィックス』がありますが、一般的に使う場合は『URLプレフィックス』のほうを使います。(違いは後述)
なので、URLプレフィックス内の
- 枠内に登録したいWebサイトのURLを入力
- 続行を選択
としていきます。
なお、URL入力時にはトレイリングスラッシュ(○○.com/の“/”)は入力不要です。勝手に補完されるようになっています。また、あらかじめ、WebサイトのSSL化(https://)をしておきましょう。
【手順3】サイトの所有権を確認する
ここから『サイトの所有権』というものを確認します。簡単に言ってしまうと、登録したいWebサイトが、本当にあなたのものかをチェックするという感じです。
Google Analyticsの設定状況で2パターンあるので、
- 【3-A】Google Analytics設定済の場合
- 【3-B】Google Analytics設定前の場合
の両方の場合について解説します。
このサイトの所有権ですが、Google Analyticsの設定を先に済ませておくと、かなーり簡単になります。なので、先に『Google Analytics設定方法』を見て設定しておきましょう。
【3-A】Google Analytics設定済の場合
すでにGoogle Analyticsを設定している場合は、上画像のように一瞬でサイトの所有権が完了します。これは、Google Analytics側と連動させて、すでに設定済のGoogle Analyticsでサイト所有権を確認するからです。
なので、完了を選択して設定終了です。
【3-B】Google Analytics設定前の場合
まだGoogle Analyticsを設定していない場合は、自分でHTMLタグを埋め込みに行きます。
![[ HTMLタグ ]を選択。](https://nuconeco.net/wp-content/uploads/2019/08/google-search-console-setting_06.jpg)
『所有権の確認』でHTMLタグを選択。

『HTMLタグ』が展開したら、
- 『HTMLタグ』が選択されているか確認
- 枠内のメタタグをコピー
としていきます。
一旦、この画面はここで置いておき、自分のWordPressサイトの『header.php』を編集しにいきます。
WordPressの管理画面やエディターなどでheader.phpが編集できる状態になったら、先程のメタタグを『header.php』の</head>タグ直前に貼り付けてください。
埋め込みが終わったら、ここでGoogle Search Consoleの画面に戻ります。
![[ 確認 ]を選択。](https://nuconeco.net/wp-content/uploads/2019/08/google-search-console-setting_09.jpg)
Google Search Consoleの画面に戻ったら、確認を選択。
これでWebサイトの所有権が確認できたので、完了を選択します。これで設定終了です。
補足
『ドメイン』と『URLプレフィックス』の違い
URLを登録する際に、『ドメイン』と『URLプレフィックス』という、2つのプロパティタイプがありました。
Googleのサイトに詳しく書かれているのですが、簡単に違いをまとめると、
- ドメイン:ルートドメインごとに設定する(SSLの有無・wwwの有無・サブドメイン・サブディレクトリを含む)
- URLプレフィックス:指定したURLから始まる部分のみ設定する(普通はこっち)
という感じです。
『Fetch as Google』の設定
新しいGoogle Search Consoleでは、『Fetch as Google』の機能が統合されました。同様の機能は『URL検査』というものに移行されています。
このURL検査を『Fetch as Google』のように使うには、
- 当該URLを選択
- URL検査を選択
- 枠内にURL(ホームディレクトリ)を入力
とします。
すると、このような画面が表示されるので、インデックス登録をリクエストを選択すれば完了です。
『サイトマップ』の登録
せっかくなので、同じタイミングでサイトマップも登録しておきましょう。
サイトマップを登録するには、
- サイトマップを選択
- 枠内にサイトマップのインデックスファイルのURLを入力
- 送信を選択
とすればOK。
サイトマップのインデックスファイルのURLは、特に設定をしていない場合では『sitemap.xml』となっています。ただ、ちゃんと確認しておきましょう。
まとめの一言「Google Search Consoleの設定は必須事項!」
今回は、主にWordPressサイトに対して、『Google Search Console』の設定方法を初心者向けに解説してきました。

つまりは…
- Google Search Consoleは必須サービス
- 事前にGoogle Analyticsを設定しておくと楽
- Fetch as Googleもサイトマップも一緒にやっておくと便利
って、感じかなー?
もはや、Google Search Consoleは使わないと、SEO的に極限まで不利な状況になっています。なので、目的はどうであれWordPress運営者なら活用しておくようにしましょう。

Movable Type…Movable Type……。(こっちも解説しようかな?)
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